診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~13:00 | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ○ | ─ |
14:30~18:00 | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ▲ | ─ |
▲:14:00~16:30
休診日:水曜・日曜・祝日
当院では治療を開始する前に、まずしっかりと歯周病検査を行います。そして、検査結果に基づいて症状を改善させていく「歯周基本治療」を実践しています。
この歯周基本治療とは、その名の通り歯周病治療のスタンダードであり、治療効果が多くの学会で認められている方法です。検査結果を元に治療計画を立て、患者さまにも治療の内容や流れをご理解いただいた上で進めてまいります。
歯周基本治療は、歯周病治療の経験が20年以上(※)ある院長の指示のもと、歯科衛生士が施術いたします。治療からその後の定期検診まで、一貫して同じ衛生士が担当するのが、当院の大きな特徴です。
例えば、治療開始前の状態と比べてどの程度歯周病が改善したかなどをより的確にお伝えできるのも、担当制で継続して診療を行っているからこそ。症状の改善の度合いがご自身でも把握できれば、治療を進めていく上でのモチベーションにもつながるのではないでしょうか。
それぞれの患者さまに合わせたきめ細やかな対応で、歯周病の改善を目指します。
※2024年現在
歯周病は生活習慣病の一種です。治療で一度は症状が治まっても、歯磨きや生活習慣の変化で再発しやすい病気です。
つまり歯周病の再発を防ぐには、歯磨き・食生活・睡眠など、患者さまご自身で基本的な生活習慣を正していくことが重要だと言えるでしょう。
そして、歯科医院が担う歯周病の再発防止の手段として、当院では定期的なメインテナンスをおすすめしています。患者さま一人ひとりに担当の歯科衛生士をおつけし、歯周病治療からメインテナンスまで一貫してサポートしてまいります。
メインテナンスで行うお口のクリーニングのために、すべての診療台に「エアフロー」と呼ばれるパウダートリートメント専用の機械を設置しました。歯石やプラーク(歯垢)の除去、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)内のケアなど、普段行き届かない細かな部分まで丁寧にお掃除していきます。
さらに、ご自宅でのセルフケアやより良い生活習慣についてなど、患者さまの状況に合わせた方法をアドバイス。同じ衛生士が継続して担当するため、お口の中の小さな変化にも気づきやすく、よりきめ細やかなサポートが可能です。
当院では「処方」という形で、歯ブラシや歯間ブラシなどのセルフケアグッズを販売しています。
世の中にたくさんの種類の歯ブラシが存在していますが、それぞれお口の状態や磨き癖によって、向き不向きがあります。私たちは患者さまそれぞれのお口に本当に合ったアイテムを選び、丁寧に使い方をお伝えすることで、セルフケアの向上を目指したいと考えているのです。
歯ブラシは、衛生的な観念や清掃効率といった観点からも、最低でも月に1回は交換する必要があります。そのため3か月ごとにメインテナンスに来院いただいている場合、その間に必要な歯ブラシ3本を処方する体制をとっています。
毎回のメインテナンス時に、予防歯科のプロである歯科衛生士が、歯並びや磨き癖などを考慮し、たくさんの歯ブラシの中から患者さまのお口の状態に合った歯ブラシを選定。歯ブラシの当て方や動かし方、歯間ブラシの使い方などに関しても、丁寧な指導を行っています。専門家が見立てて使い方もレクチャーしますので、処方されたセルフケアグッズも効果的に使っていただけるはずです。
歯周病は「治療して終わり」ではありません。数か月に一度メインテナンスに来ていれば、再発しないというものでもないのです。治療もメインテナンスもどちらも大切には違いありません。ですが歯周病を改善させるには、それ以上にご自宅でのセルフケアが重要です。
院長をはじめ歯科医師、歯科衛生士が全力で歯周病の再発防止をサポートいたします。ぜひ一緒にお口のケアを頑張っていきましょう。
歯周病とは、お口の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。
歯の表面に付着した磨き残しの汚れが主な原因で、お口に細菌が繁殖し、歯ぐきや骨に炎症が起こる細菌感染症です。何も特別な病気ではなく、現在では歯周病は、生活習慣病の一種に数えられています。
歯周病の怖いところは、初期の段階では自覚症状があまりない点です。そのため歯周病にかかっていると気づかないまま、本人が知らないうちに進行してしまうことも。
それでは、歯周病が進行するとどうなるのでしょうか。まず、歯を支えている歯ぐきや骨が失われていきます。そうなると歯を支える土台が不安定になるため、歯がグラグラしてきます。さらに症状が進むと歯並びが崩れ、最悪の場合は歯が抜けてしまうのです。
歯周病の恐ろしさは、お口の中だけにとどまりません。その影響は心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病、低体重児出産など、全身の健康や病気にも及ぶことがわかっています。
特に、歯周病は糖尿病の合併症の1つと言われるほど、糖尿病との関連が深い病気です。糖尿病の人は歯周病にかかりやすく、また歯周病の人は糖尿病を悪化させやすいという特徴があります。つまり歯周病の改善は、糖尿病の治療やコントロールにも役立つと言えるでしょう。
また、最近では歯周病菌が作り出す毒素が、アルツハイマー型認知症を引き起こす原因となる可能性があると言われています。歯周病を改善し予防することで、アルツハイマー型認知症になるリスクを下げられるかもしれません。
このように、歯周病の治療や予防は、全身の健康にも大きく関わってきます。歯周病を改善すれば、全身の健康も維持できると言っても過言ではありません。
歯周病の改善には、歯科医院で治療を受けるとともに、歯磨き方法や生活習慣をご自身で見直すことが欠かせません。症状が軽い場合は、歯磨きや生活習慣の改善で対処できる可能性があります。もし症状が進んでしまっている場合は、セルフケアに加えて歯科医院での専門的な治療を受けるのが望ましいでしょう。
当院では患者さまに、歯周病の原因と健康への影響を正しくご理解いただきたい、歯周病を改善することで、お口の中から全身の健康を手に入れていただきたいと願っています。
自覚症状の薄い病気だからこそ、まずはご自身の歯とお口の状態のチェックをおすすめします。検診だけでも、ぜひ気軽にご予約ください。
検査器具やレントゲンで、歯周病の進行度合いを調べます。
歯周病がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
歯周病の原因となる歯石やプラーク(歯垢)を、専用の器具を使って取り除きます。
効果の高い歯磨きの方法をお教えします。
歯周病を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ○ | ─ |
午後 | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ▲ | ─ |
午前:9:00~13:00
午後:14:30~18:00
▲:14:00~16:30
休診日:水曜・日曜・祝日